空が広い 京阪神にはそれぞれ、古都=京都・商都=大阪・ハイカラの街=神戸という図式ができ上がっている。そしてそれぞれの歴史的な原因で、京都には他の地域から来た者へに冷たい、大阪には反対にどんな人にも押しつけがましく厚かましいという指摘をされる。しかし、ここ神戸にはそういった後ろ指はあまりさされない。やや高踏的なところがあるけれど、鼻につかないのだ。それがこの街の懐の深さかもしれない。 あの阪神大震災では震災後、中華街で真っ先に食料の無料提供がなされたと聞く。暴動もなく、窃盗事件もほとんどなかった。そのことは海外のニュースでも報じられている。数多くの犠牲を生み出したが、今、神戸の街ゆく人々の表情は明るい。転んだせめてもの代償として、電線が地中に埋設しなおされ、空が広くなった。かけがえのない命や無数の不幸の向こうに手に入れたこの風景を、あたたかく大切に思っている。 高架下の商店街に闇市の香りを感じ、旧居留地に異国情緒を嗅ぎ取り、きつい坂を上って夜景を見降ろし、この街は散歩にうってつけのテイストで溢れている。 |
酒場はこの港町に似合いすぎる場所。 | |
ルミナリエ ネオンの祭典。 |
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高架下のチャイ屋さん | |
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