なぜ「コザ」なのか? 「アジア」と聞くと、なぜか旅人の多くは「中国」とか「イラン」とか、ましてや「日本」だとかを連想しない。なぜか申し合わせたように「タイ」だとか「インド」だとかの名があがってくる。これを沖縄に当てはめると、多くの場合が「那覇」や「北谷」や「万座毛」ではなく「コザ」。それは、東京がやっぱり首都然としているように、那覇もやっぱり県庁所在地然としているせいだともいえるし、それがいいのか悪いのかはともかく、米軍基地の街として発展してきたコザは、一方で芸能の街としても栄えているという、複雑に絡まりあい関係しあってきた都市の功罪・光と闇のコントラストの激しい街だからだともいえると思う。そして、この街は以前、全国で唯一のカタカナ名を持つ市として知られた。今は「沖縄市」という味気ない名前になってしまったが、街の人々は今でも愛着をこめてここをコザと呼ぶ。その「コザ」という呼び名自体、今でも残るこの地の「胡屋(ごや=GOYA)という地名を誤って「コザ=KOZA)」と記してしまったことに端を発すると言われている。このエピソードこそがコザの立脚点を表しているように思えてならない。 |
懐かしさの残る街角。 | |
台風に備えた低い石造りが特徴。 | |
東南植物園 ハイビスカスは沖縄の顔。 |
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東南植物園 餌に群がる魚の多さに仰天! |
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高台から眺めたコザの街並み。 | |
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