京都


ちょっとした異界

 長きに渡って歴史の表舞台であり続けた街、という印象をもつ前に、関西人は京都を体験してしまっているだろうから、京都を訪れたとしても、歴史に思いを馳せるより、ぶらり散歩でいい店を見つけることの方が大切だったりする。一見さんお断りの店もあるというスクエアさというのも、自分たちにとっては触れることのない世界だと割り切っているので、多くの女性がモーターショーに興味を持っていないことと同じようなものに映る。
 その気分を踏まえたうえでいえば、京都はちょっとした異界なのだ。テーマ・パーク気分というのとはまた違う。大阪があくまで現実的な商売の街であるのに対して、同じ関西圏で共通したものを持ちながら、レトロ・モダンの神戸と同じくカメラを手にした外国人が闊歩する、似て非なるパラレル・ワールド。いわば、宮崎駿が構築する世界にも感じられる、既視感がありつつ自分たちの住む世界とは異なった世界なのである。


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footprints

哲学の道

春は桜が世界中の人々を呼ぶ。
真如堂

周囲は京都らしい街並み。
鴨川

以前は京阪電車の車窓から眺められた。
銀閣寺道

昔ここにあった「洗月」のそばに感動した。
伏見稲荷

朱色の鳥居が連なる様は圧巻。
伏見山一の峰

山頂は少し空気が違う。
伏見山

苔むした岩の上に花が落ちる季節。

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