PAKXAN


空の街

 市場で見た雨上がりの夕陽の美しさは、きっとこの街の宝物のひとつだ。黄色がオレンジに赤に紫にと姿を変じ、夕闇が迫ってくる。背の高い建物が少ない場所では、空と向き合っているうちに「地球にいるとはこういう感覚か」とおかしなことをつい考えたり。パークサンは「空の街」である。

 パークサンの情報はネットでも数少ないが、たしかにこの街…というかほとんど村は、見ものがないうえ不便だ。レンタルバイクがなく、トゥクトゥクの台数も少ない。そしてメインストリート以外の道はどこも舗装がない。雨季には徒歩移動もつらい。

 でも、だからこそふだん僕らが出会わない風景がそこかしこにちりばめられている。時が2倍遅くなった世界の中で、ゆっくり散歩してみると、露店で驚くほど大きな川魚が売られていたり、親切な青年が何度もエラーしながら根気よくネット料金チャージをしてくれたり、売り子さんもお客さんも多いのに静寂に包まれた市場を闊歩したり、初めて訪れた場所なのになぜか懐かしさが胸をとらえて離さない夕陽の街に足を止めて見とれたり、ほどんど人のいない夜道を散歩して夢の中の風景のようだと呟いてみたり。

 レンタルバイクがないことで、この街に長くは滞在しないことになったが、いつかもう一度パークサンには再訪したい。メコン対岸にあるタイの街ブンカーンからアクセスすれば、国境越えボートに乗るだけでパークサンに到着できる。「いずれまたもう一度」、こうして僕の旅はまだまだ続いてゆく。




footprints

パークサンで宿探し


パークサンで宿探し


パークサン市場ヘ


パークサン市場ヘ


パークサン市場


パークサンの夜


パークサンの夜


パークサンラジオ


パークサンラジオ


パークサンラジオ


パークサンで軽くメシ


パークサンの朝

パークサンの朝

パークサンの朝

銅像 〜 乗り合いバン



さあ、バスでターケークからパークサンに出発です

チケットを買ったあと
構内の麺をすすっていたら
通路に簡易椅子を置いて座る羽目に…
雨が降るたび
天井から水がこぼれてきます…
救いだったのは
下方の乗降口が開けっ放しになっていて
風がどんどん入ってきたことでした
2時間後にシートにチェンジできました

大きな川越えは見応えあり!
3時間10分後にパークサン到着!!!

人の気配が少ない
めちゃくちゃ空気のきれいな街です
雨宿りのあとで
バスターミナルまで散歩に来ました

こじんまりしてます
バスターミナルも舗装されてません
雨季のパークサンはあちこちで道がぬかるむので
散歩にはあまり向いていません
目がくぎ付けになる夕陽でした
なぜかすごく懐かしく感じました
おっ!
こんなところに英語が!
時刻表

謎の石壺遺跡のあるシェンクワーン行きもあります
ネット料金が尽きたようだったので
チャージカードを多めに買い足し

お店の人がとても親切にすべてチャージしてくれました
市場

バスターミナルのすぐ横に広がっています
夕刻で閉まっている店も多かったのは残念
かなり大きな魚を発見
メコン川サイズを感じます
市場の入口に屋台がずらっと並んでいます
焼き魚

シンプルな塩焼きが素材の味を引き立ててます
ここにも社会主義旗・北朝鮮旗が!
緑地公園がありました

昼にはほとんど人の気配なしでした
公園横にやってきたバンに飛び乗って
ヴィエンチャンに向かいます
3時間ほどの行程

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