PHILIPPINS
とことんラテンな人々 フィリピーナはつくづくラテン気質な人々である。からっとしているが情に深く、楽しめることは徹底して楽しみつくす。こう聞くと、「なんだ、それは東南アジア全体の話じゃないか」と思われるかもしれない。いや、そうではないのだ。たとえばフィリピンで歌がうまいとか、ビリヤードが得意だとかいう場合、とにかくその桁が外れている。からっとしていることについても、情が深いことについても、他地域とはレヴェルが違う。 この違いは、やっぱり島嶼国家だからなのかな。同じ島国である日本はアジアの中でも相当な変わり者だけれど、フィリピンもまた南国とされる中では独自の雰囲気が強い国だ。人懐こい人たちではあるが、初対面の人間にガードが低いわけではない。それがシャイから来るのか、それとも島国根性から来るのか、まだ僕にははっきりとは分からない。 フィリピンがまとまった国家となるのはスペイン植民地となる16世紀を待たなければならない。主権独立国家としての歴史は第2次世界大戦終結後の1946年からのスタートであり、年月は浅い。だが、広い版図の海域での交易でインドネシア周辺国とも渡りあってきた彼ら・彼女らは、自分の身を自分で守ろうとしてきた人々でもある。1986年のエドゥサ革命で圧政者マルコスをピープル・パワーで押し出したことはまだ記憶に新しい。新しい国ゆえの右往左往はこれからもしばらく続きそうだが、アジアの異端児の一員が今後どういう路線を築き上げるのか、目が離せない。 |
首都 | マニラ | |
最大都市 | マニラ | |
主な言語 | タガログ語 | |
面積 | 約29万km2 | 70位 |
人口 | 約9億2千万人 | 12位 |
政治形態 | 共和制民主主義 | |
独立 | 1946年 | |
通貨 | フィリピン・ペソ | |
日本との時間差 | −1時間 | |
ドメイン | .ph | |
国際電話番号 | 63 |
最も訪れたい場所:パラワン島
最も写真に撮りたいもの:北部の棚田
最も食べたいもの:キラウィン
最もやりたいこと:サンボアンガからフェリーで東マレーシアへの旅
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||