台湾人という生き方・あり方そのもの 有村汽船の飛龍号に乗って沖縄本島・石垣島を経由し、台湾の基隆に着いた。それが僕のアジアへの第1歩。南西諸島でのコバルト・ブルーの海と空、自然を感じさせる島の姿、そんな連続性が台湾で途切れた。海も空も灰色を増し、それに歩調を合わせるかのようにグレーに塗られた軍艦が港に居並ぶ。港のパスポート・コントロールを抜けると、バイクと車と人々の奏でる雑多で激しい物音。そこはまさしく都市だった。琉球弧の連鎖をこの眼で確かめたかった僕としては、肩すかしをくらった感覚だった。 しかし、台湾の持つ懐の深さに、僕はすぐさま心を激しくゆすぶられはじめた。そこには台湾人の日本贔屓が含まれてもいたが、台湾はエネルギッシュで、貪欲にさまざまなものを吸収しながらも、台湾という微妙な立場をまさしく「生きて」いたからだ。 アジア旅行や世界旅行をするバック・パッカーからの台湾評はなかなかに厳しい。他国に比べると、見るべきものがないのだ、と。だが、台湾で本当に見るべきものは、故宮博物院の展示物だけではない。台湾人というその生き方・あり方そのものこそ、僕らがこの眼で見たいもののはずだ。中華人民共和国から脱してはいるが、かといって国家とは扱われないこの場所で、台湾とは何かを自問自答しながら、それでも中国の血を大切にするその姿勢そのものが。 |
首都 | (台北) |
最大都市 | 台北 |
主な言語 | 中国語・台湾語 |
面積 | 約3万6千km2 |
人口 | 約12億8千万人 |
政治形態 | 実質的には政治実体あり |
建国 | ― |
通貨 | 台湾元 |
日本との時間差 | −1時間 |
ドメイン | .tw |
国際電話番号 | 886 |
最も訪れたい場所:花蓮
最も写真に撮りたいもの:白沙鼻近くの最南端から見た南シナ海
最も食べたいもの:いろいろあり過ぎて決められない
最もやりたいこと:東海岸の縦断
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