CHANTHABURI

池で涼をとる

 チャンタブリーは、カンボジア国境との間に連なる山脈から採れる宝石の集まる街だという。たしかに街のあちこちに宝石商が見かけられるが、それよりはタイ西南部で最も大きな街、といった風情である。池の周囲は公園になっていて、人々が涼をとっている。田舎にしては少し垢抜けているし、日本人風情の僕の姿を見かけても、人々が目を留めることがない。

 バイクタクシーのお兄ちゃんに「この近くでシーフードのおいしい店はない?」と尋ねると、「次の角を曲がってデパートの裏に廻ったところにあるよ」と、商売っ気を出さない。その店の魚はたしかに新鮮で、ひっきりなしに入る注文を、タイ人らしからぬ手際とスピードでどんどんこなしている。
 海に近くて宝石取引の動く、カンボジアにも、そこにある2ヶ所の国境カジノにも近い街とくれば誰だって少しは物騒なことも考えるだろう。実際きな臭い話もなかったわけではないのだが、僕の垣間見たチャンタブリーは田舎以上都会未満の街特有の優しさを湛えていた。


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footprints

川沿いの道

木造の家が懐かしさに似たものを感じさせる。
川のある風景は和む
チャンタブリー市場

入り口の電光掲示板が時代を感じさせる。
市場の魚

さすがチャンタブリーは海鮮類が豊富。
プラ・クルアン(お守り)売り場

日中から、どのお守りがいいのか熱心だ。
宝石店

カンボジア国境はルビーの産地として有名だ。
ロビンソン百貨店

地方ではよく目にするロビンソン。
このすぐ近くにバーン・レーム行きのロット・トゥー発着所がある。
チャンタブリーのタクシー

バンコクでいうシーローと似た、軽トラックの荷台にシートをつけた造り。
池はライトアップされている
池の近くにある時計台

タイの地方の街には時計台が多い。
屋台にそそられる
ゲームセンターの光は強烈だった
魚のすり身団子「プー・チャー」は素晴らしい美味!
イカを焼いてもらった
ホイ・マレーンプーは新鮮そのものの味
エビの酸味スープでお腹いっぱい
レストラン「プー・チャー」

上記メニューはすべてこの店のもの。
どのドライヴァーも海鮮ものと言うと推薦してくれる郊外の名店。
ホテルのリゾットは意外なおいしさ
クンチェー・ナンプラー(エビのナンプラー漬け)も新鮮
ラヨーン方面からのバス車内
ブティック・ホテルの様相

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