ラオス人を身近に感じる 暑季真っ只中の4月に、タラート・サオ横のバスターミナルから車内の蚊をもう何匹も叩いて、不思議な稜線を持つ山並みを見つけたとき、あなたも重い荷を降ろしたように安堵するだろうことは請合ってもいい。ヴァンヴィエンまではヴィエンチャンからバスで4時間くらいだし、路面の未舗装もかなり少ない。だからといって、やはりラオスをなめてかかってはいけなかった、と僕はふらふらヴァンヴィエンに降り立った。 田舎町風情を求めてここに降り立つのはよくない。もちろん瀟洒なホテルやちょっとしたミニマートなどないし、ちょっと歩けば観光業に侵されていないラオス人たちの暮らしぶりも見える。ただ、ヴァンヴィエンは「町」と呼べる区域をゲストハウスとレストランにもうかなり埋められてしまっている。そこに旅行代理店、粗末なジュースとスナック菓子の小売屋、衣類の販売店、レンタルバイクとレンタサイクル屋を加えれば、ほぼ町の9割くらいになる。 ただ、その店の佇まいがいい。ファランや日本人を相手に、あのもの静かでどこか取っ掛かりのないラオス人たちが商売らしいことしているのが、無性に頼もしい。そして、その舞台である店がいかにもラオスらしい鄙びた木造建てであるところに、この町の醍醐味があるような気がしてならない。 レストランでラオスの生きのいい野菜がてんこ盛りになったサラダを食べていると、タイ語を話せるのが面白いのか、店のおばちゃんが話しかけてくる。そうやって、今日も日が暮れる。 |
街のどこでも、山の存在感が大きい | |
夜のメイン通りのネオンも落ち着いていて優しげ | |
川向うのバンガローは静かな環境 | |
同じく川向かいのキャンプ場 | |
川で海苔を採るおばあちゃんたち | |
乾季の川には干潟がいっぱい | |
橋のないところでは裸足で渡河 | |
子どもはどこでも元気 | |
川下りは西洋人たちに大人気 | |
フランスパンのバゲットは朝食に欠かせない | |
米軍飛行場跡はバス・ジャンボ乗り場に | |
朝の飛行場跡脇にはジャンボがいっぱい | |
旅行者たちの荷揚げをする男たち | |
祭りも穏やか | |
ソン川に架かる、味のある橋 | |
かなり細い橋もある | |
ラオスの布織物は東南アジア一魅力的 | |
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